いすゞ自動車は第3四半期の営業利益33%増など好感され反発基調
- 2023/2/10 09:35
- 業績でみる株価
■据え置いた通期業績予想の86%に達し注目強まる
いすゞ自動車<7202>(東証プライム)は2月10日、反発基調で始まり、取引開始後は3%高の1623円(43円高)まで上げ、出直っている。9日の15時に第3四半期決算を発表し、連結営業利益(2022年4~12月・累計)は前年同期比33.2%増加し、据え置いた通期業績予想の86%に達した。通期業績予想の上振れに期待が強まっている。
22年4~12月は、国内の車両販売台数が前年同期比6.6%減少した一方、海外ではピックアップトラックを中心に販売台数が増加し度26.0%増加した。連結売上高は同31.4%増の2兆3439.84億円となり、据え置いた通期業績予想の76%に達した。販売台数の増加に加えて円安効果もあり、利益面での拡大につながった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)