シチズン時計は買い気配のまま昨年来の高値に進む、発行株数の25%(7500万株)の自社株買いなど好感

■第3四半期決算は営業利益7%増加し通期予想の9割を確保

 シチズン時計<7762>(東証プライム)は2月14日、買い気配のまま値を上げて始まり、午前9時10分にかけては6%高の658円(40円高)で買い気配。昨年来の高値に進んでいる。13日の15時に発行済み株式総数の25.61%(7500万株)を上限とする自己株式の取得(自社株買い)と第3四半期決算を発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得株式総数7500万株(自己株式を除く発行済株式総数の25.61%)、取得総額400億円を各上限として、2023年2月16日から24年2月15日までの予定で実施するとした。

 第3四半期連結決算(2022年4~12月・累計)は売上高が前年同期比6.8%増の2301.78億円で、営業利益は同7.1%増の210.32億円だった。今3月期の予想は全体に据え置き、売上高は3030億円(前期比7.7%増)、営業利益は230億円(同3.3%増)。営業利益は第3四半期までで通期予想額の91%に達した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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