【株式市場】日経平均は152円高、NY株高など受け電機、自動車、機械、鉄鋼など強く銀行、食品株もしっかり

◆日経平均は2万7579円61銭(152円29銭高)、TOPIXは1989.33ポイント(11.66ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億4117万株

 2月14日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの376ドル高と円安基調などを受けて取引開始からトヨタ<7203>(東証プライム)、ソニーG<6758>(東証プライム)、ファナック<6954>(東証プライム)、東京エレク<8035>(東証プライム)などが上げ、鉄鋼、海運、大手商社株なども堅調に推移。朝高のあと伸び悩む銘柄も多かったが堅調で、銀行、保険株、食品株もしっかり。日経平均は278円高で始まり、直後の294円50銭高(2万7721円82銭)を高値にダレ模様となったが、前引けも152円高で値を保った。

 ロート製薬<4527>(東証プライム)が第3四半期の大幅増益と通期予想の増額修正など好感されて活況高。同じく円谷フィールズHD<2767>(東証プライム)は買い気配のまま前場は値つかずでストップ高。市光工業<7244>(東証プライム)、やまびこ<6250>(東証プライム)は今12月期の大幅増益予想など好感されて急伸。エスケーエレクトロニクス<6677>(東証スタンダード)も第3四半期の大幅増益と通期予想の増額修正など好感されて一時ストップ高。バンク・オブ・イノベーション<4393>(東証グロース)は第1四半期の黒字転換など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億4117万株、売買代金は1兆2984億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1361銘柄、値下がり銘柄数は401銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、金属製品、食料品、機械、鉄鋼、繊維製品、海運、非鉄金属、パルプ紙、電力ガス、石油石炭、情報通信、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る