Jトラストが株主優待制度を再開、前期の最高益を受け今期の配当を増配、株主還元を拡充へ

Jトラスト 8508

■今12月期は中間配当を復配し期末配当は増配、年14円(4円増)に

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は2月14日16時に12月決算と株主優待制度の再開、今期・2023年12月期の配当の増配予定を発表した。増配は、前12月期の連結営業利益が過去最高を更新するなど好調だったことを受けたもので、今12月期の第2四半期末(6月期末)の配当を1株につき1円(前期は見送り)の予定とし、12月期末配当は13円(前期比3円増)の予定とした。年間では14円(同4円増)の予定になる。

 また、株主優待制度は、2019年5月に一時休止を発表して以来の復活になり、500株以上保有の株主にオリーブスパの2万2000円相当のチケットを贈呈し(持株数と保有年数によって枚数も変わる)、100株以上保有の株主にはエステ、ジム、ゴルフ、クリニックで使用できる6種類の各3万円の金券を贈呈する。開始時期は2023年3月末の時点で対象となる株主からで、3月末日時点および9月末日時点の株主名簿に記載または記録された単元株主以上保有の株主を対象に実施するとした。

 2022年12月期の連結業績(IFRS:国際会計基準)は、売上収益が824.19億円(前期比94.7%増)となり、営業利益は過去最高の143.99億円(同2.7倍)に、親会社の所有者に帰属する当期利益はIFRSに移行してから最高の126.32億円(同11.2倍)になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る