アイロムグループが後場急激に出直り強める、英国企業にライセンスを許諾、注目集まる

■100%子会社IDファーマがiPS細胞作製技術に関するライセンス提供

 アイロムグループ<2372>(東証プライム)は2月16日の後場、急激に出直りを強め、13時過ぎに5%高の2118円(97円高)まで上げて上値を試すソバになっている。正午に、100%子会社である株式会社IDファーマが英国企業にiPS細胞作製技術に関するライセンスを許諾と発表し、注目が集まっている。契約一時金やロイヤリティを受け取るとした。株価は2月7日発表の四半期決算などを受け、300円ほど水準を下げたが、その後は底堅く一過性の下げにとどまっている。

 発表によると、IDファーマは英国企業に対して、IDファーマが保有するCytoTune(登録商標)-iPSの技術を用いてiPS細胞を作製すること、本技術を用いて得られたiPS細胞や分化細胞を内部研究を目的とした販売およびサービス提供に用いることについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾した。これによりIDファーマは英国企業から契約一時金および細胞等の販売額・サービス収入に対するロイヤリティを受け取る。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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