■ロッテHD「ロッテリアブランドは譲渡後も一定期間継続の予定」と
ゼンショーホールディングス(ゼンショーHD)<7550>(東証プライム)は2月17日、出直りを強めて始まり、取引開始後に3670円(130円高)まで上げたあとは伸び悩んでいるが、4日ぶりに今年の高値を更新している。16日の15時過ぎに「株式会社ロッテリアの株式取得に関するお知らせ」を発表し、買い材料視されている。
発表によると、ロッテリアは日本全国で358店舗(2023年1月1日時点)を有し、質の高い商品とサービスを提供する日本有数のファストフードチェーンストア。当社グループの食材調達、物流、店舗運営機能などとのシナジー効果が、今後のロッテリアの事業拡大や発展に寄与するものと判断し、本件株式取得を決定した。株式譲渡日は2023年4月1日(予定)。取得金額は開示していない。
一方、譲渡する株式会社ロッテホールディングス(ロッテHD)は、「グループの成長戦略の策定に際して、事業ポートフォリオの見直しを図る中、ロッテリアの位置づけについても慎重に検討した結果、最適なパートナーのもとで、ロッテリアの更なる成長を実現することがベストな選択と判断した」「ロッテリアブランドは、株式譲渡後も一定期間継続される予定」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)