九州電力は午前10時半に原発再稼働と伝えられてやや下げ幅広げる

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 九州電力<9508>(東1)は10時30分を過ぎて5%安の1615円(84円安)前後で推移し、朝方の1700円からはやや下げ幅を広げている。川内原子力発電所1号機(鹿児島県)を11日の午前10時半に再稼働すると伝えられ、国内の原発としては、2011年に東日本大震災を受けて全原発が稼働を停止して以来、初の再稼働。株価はこれを先取るように8月3日1850円まで上げて年初来の高値に進んだが、ここ数日は地元での反対運動などが伝えられているためか、様子見気分もあるようだ。

 テクニカル的には25日移動平均が本日は1644円前後になり、ちょうどこの水準まで調整してきた形。2015年3月以降は25日移動平均を下支えにする形で長期上昇傾向が続いており、4月、6月には25日移動平均の前後まで調整すると反騰してきたため、今回も調整一巡が近いとの見方が出ている。

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