【株式市場】日経平均は159円安、NY株反落を受け半導体株など軟調だが鉄鋼株など強い

◆日経平均は2万7537円36銭(159円08銭安)、TOPIXは1992.20ポイント(8.89ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億6377万株

 2月17日(金)前場の東京株式市場は、NY株の反落431ドル安等を受け、半導体関連株や自動車、電子部品株などが軟調に推移し、海運株は朝方堅調だったが中盤から軟調となった。一方、12月決算が好調だったブリヂストン<5108>(東証プライム)は活況高となり、2月末に増配株式分割と増配を行うトレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は5連騰。神戸鋼<5406>(東証プライム)などの鉄鋼株は配当利回りも材料視されて軒並み続伸となった。日経平均は取引開始直後に229円83銭安(7466円61銭)まで下押したが、あとは底堅く前引けは159円安にとどまった。

 河西工業<7256>(東証プライム)が四半期決算など材料視されて4日続伸し東証プライムの値上がり率1位。トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は前年度の純利益の100%を株主還元する方針が好感され急反発。パシフィックネット<3021>(東証スタンダード)は四半期決算など好感され急伸。MITホールディングス<4016>(東証スタンダード)は中期計画を評価とされ2日続けて一時ストップ高。トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は郵便局強盗事件など受け監視カメラ関連株人気が再燃と出直り急。

 東証プライム市場の出来高概算は5億6377万株、売買代金は1兆3535億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は560銘柄、値下がり銘柄数は1191銘柄。

 東証33業種別指数は12業種が値上がりし、ゴム製品、鉄鋼、水産農林、銀行、保険、パルプ紙、倉庫運輸、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る