ステラファーマは後場一段と強含む、BNCT治験薬などに期待強く3日連続上値をセリ上げる

■今3月期の業績予想の増額修正も発表済みで先々への期待は強い様子

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は2月20日の後場、一段と強含み、13時を過ぎては12%高の449円(48円高)まで上げて日々の上値を3日連続セリ上げ、出直りを強めている。16日にBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用照射装置を用いた非臨床試験に治験薬を提供と発表し、以後、上値を試しながら出直る相場が続いている。2月10日付で今期・2023年3月期の業績予想の増額修正(各利益の赤字改善)を発表しており、先々への期待は強いようだ。

 発表によると、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)で実施されるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)用照射装置を用いた非臨床試験へのBNCT用治験薬『SPM-011』の提供を通じて本研究に協力する。同総合病院では、患者中心の先端医療を提供する医療機関として、がん治療・難病治療の体制構築を目指し、将来の包括的ガンセンターの基盤作りを目的として、2021年4月に先端医療センターを竣工しているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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