ランサーズグループはChatGPTとの連携開始、技術活用でメンターのプラン作成をアシストする新機能をリリース

■「Lancers」はChatGPTを活用したスキル出品を開始

 ランサーズ<4484>(東証グロース)のグループである、いろんなプロに直接相談できるメンターマッチングサービス「MENTA」(運営:MENTA株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役 入江慎吾)は2月20日、「ChatGPT」で利用されている言語モデル「GPT-3」を活用し、メンター(教える側)が出品時にプラン内容を作成する際、アシストする機能を新たにリリースしたと発表。同機能リリースによって、メンターがプランを作成する際に、スキルや経歴、相談を受けられることを箇条書きで書くだけでプラン内容を提案してくれるようになった。

 また、「Lancers」においても、個人のスキルを商品化できる「パッケージ方式」にて、「ChatGPT」を活用したスキルの出品を開始した。

 ランサーズグループは、今後もデジタルスキルのリスキリング支援や、ビジネスを発展させたいと考える企業や個人のニーズに対応し、ミッションである「個のエンパワーメント」の実現を目指していくとしている。

■メンタープラン作成をアシストする新機能リリースの背景

 スイスの投資銀行UBSが発表したレポート(※)によると、「ChatGPT」のアクティブユーザー数は一般公開よりわずか2ヵ月間で1億人を突破しており、多くの注目を集めている。

(※)スイスの投資銀行UBSが2023年2月1日に発表したリポートより引用

 「ChatGPT」はOpenAI社がトレーニングした大型の自然言語生成モデルで、ユーザーからの入力に対して自然な文章を生成し、幅広いトピックに対して瞬時に回答することができる。この技術を「MENTA」で活用することで、メンター(教える側)が出品時にプラン内容を作成する際、自身のスキルや経歴、相談を受けられることを箇条書きで書くだけでプランの内容を提案してくれるようになった。

 エンジニアやデザイナーを目指している人をサポートしたいが、「プラン内容を作成する時間のないメンター」や「書き方に悩んでいるメンター」をアシストすることで、より多くの学びたい人を支援できると考え同機能をリリースした。

■Lancersの「ChatGPT」に関連するスキル出品について

 「ChatGPT」は、多様なビジネスシーンで活用することができ、活用方法によっては業務効率化や生産性の向上に繋がるため、「ChatGPT」に関連するスキル出品を開始した。

 また、スキル出品の開始や検索数の増加に伴い、「ChatGPT」の特集ページを公開。これにより、スキルを持ったフリーランスやビジネスでの活用方法が特集ページに一元化されるため、「ChatGPTをビジネスで活用したいが、どう使うと良いか分からない」といった悩みが解消され、スキルを持ったフリーランスを見つけやすくなる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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