
第3四半期連結業績は、6日に発表されているように、売上高144億6600万円(前年同期比28.2%増)、営業利益27億9200万円(同30.0%増)、経常利益28億2200万円(同30.8%増)、純利益16億1400万円(同35.5%増)と大幅増収増益。
同社は社名から窺えるように、グルメの紹介サイトで、飲食店の情報をネットで紹介するとともに、ネットユーザーが店舗の情報を検索できるサイトを提供している。
同社では、加盟店となっている顧客店舗の満足度を高めることを最重要課題として、営業チームと巡回スタッフ、コールセンターが一丸となって、サポートする体制を整えている。第3四半期の主な施策として、「ぐるなびPRO for 飲食店」をインターフェイスとして、経営サポートツール、ページ編集機能(加盟店管理画面)、コミュニティ機能を一元的に提供する等、利用者の利便性をますます高めている。
事業をセグメント別に分けると、基盤事業(販促パックサービス、継続型サービス、スポット型サービス、プロモーション)、関連事業の2事業であるが、売上の96%以上を基盤事業で占めている。
基盤事業の販促パックサービスは、年間契約で、毎月月額で売上を計上する。月間5万円以上の広告販促プランで、平均単価9万1000円(第3四半期末現在)で、正会員数は1万4131店(同)。売上高は103億8500万円。
継続型サービスは、ビギナー会員向けで、年間契約。月額で売上計上する。基本加盟サービスは月間1万円の店舗基本情報掲出料とビギナー会員の年間契約サービス料金が必要。販促正会員以外の加盟店数は3万3519店(同)。売上高は22億7500万円。
スポット型サービスは、販促正会員・ビギナー会員による追加商品売上。年間契約料金を超えた商品で、各種特集、バナー広告、e−DM等のサービスがある。売上高は7億1800万円。
プロモーションは、BtoB事業で、ぐるなびPROメンバーの年間契約料金およびプロモーション(食品・飲料メーカー・産地等による加盟飲食店への商品・サービスの広告・販促活動支援)の売上である。売上高は5億2300万円。基盤事業全体の売上高は139億200万円。
関連事業は、ぐるなび食市場、ぐるなびデリバリー、ぐるなびトラベル、Let's Enjoy TOKYO、ぐるなびWedding、ぐるなび上海、ぐるなび北京の売上である。売上高5億6400万円。
08年12月末の加盟店舗数は4万7650店で、うち販促パックサービスを利用している加盟店舗数は1万4131店、ビギナー会員店舗数は3万3519店舗となった。また、月間アクセス数は8.5億ページビュー、月間ユニークユーザー数は1800万人、登録ユーザー数は09年1月4日現在で621万人となっていて、同社のサイト利用者は年々増加している。
現在の外食産業全店データは、前年同月比は10月以降プラスに転じているが、ファーストフード等大企業が全体を押し上げており、外食産業全体としては引き続き厳しい市場環境である。その様な環境で、同社の加盟店舗数、基盤事業の売上高は順調に伸びているのは、景気が不安定な中で、飲食店がより費用対効果の高い販促メディアを選択するためである。
通期連結業績予想は、売上高195億3100万円(前期比25.2%増)、営業利益37億4200万円(同37.6%増)、経常利益37億8200万円(同37.9%増)、純利益20億9900万円(同39.5%増)と大幅増収増益を見込む。
不景気になればなるほど、より費用対効果の大きい販促活動が求められる。同社の業績が順調に伸びているのは、同社の提案する販促活動プランが最適であることの実証といえる。