株式市場低迷の影響から投資有価証券の評価損があるも本業は堅調

増収で売上原価はほぼ横ばいであったため、売上総利益も10億3500万円(同5500万円増)と増益であったが、販管費が9億8600万円(同6300万円増)となったため、営業利益は2ケタ減。しかも営業外収益が前年同期比で約400万円減、逆に営業外費用は約500万円増えたことで、経常利益は大幅減益となった。加えて、前期あった有価証券売却益5億8800万円に比較し、今期は8500万円と大幅に少なかったことと、投資有価証券評価損1億7600万円等特別損失1億8100万円を計上したことから、最終赤字決算となった。
同社グループは、ソフトウェアの開発を行うシステムインテグレーション、運用・保守を行うインフラ技術支援のITサービス、情報セキュリティ(暗号、デジタルフォレンジック)の3事業を展開している。第3四半期累計の売上高は増収ではあるが、大不況の影響がジワリと出てきていて、同社が属する情報サービス業でも、企業のIT投資は鈍化する傾向にあり、投資効果に対する要求も一段と厳しくなってきている。しかし、ここまではほぼ計画通りに推移している。
通期連結業績予想は、売上高130億5000万円(前期比3.5%増)、営業利益3億8000万円(同3.5%増)、経常利益3億3000万円(同3.8%増)、純利益1億3000万円(同55.8%減)を見込む。
なお、配当予想は前期に引き続き10円。株式市場低迷の影響から投資有価証券の評価損があるものの本業は堅調といえる。
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