
ディスポーザブル医療器具大手の二プロは、本日10日午後2時に、2009年3月期第2四半期(2Q)決算を発表した。
2Q決算、海外販売の充実から透析関連製品のダイアライザーなどが数量面で伸長、円高・ドル安が響き、売上高は期初予想を18億2500万円下回る865億7500万円(前年同期比2.7%増)となるものの、営業利益は同11億5200万円上回る69億5200万円(同6.4%減)、経常利益は同20億3700万円上回る69億3700万円(同6.1%増)、純利益は同7億200万円上回る34億200万円(同2.2%増)と予想を上回って着地。
通期業績予想については、5月14日公表の数値を据え置き、売上高は前年比6.9%増の1840億円、営業利益は同6.4%減の128億円、経常利益は同15.8%増の112億円、純利益は同37.0%増の61億円を見込むが、利益予想の上ブレ期待が高まっている。