
電気・電子の技術商社の立花エレテックは、本日11日午後1時30分に、2009年3月期第2四半期(2Q)決算を発表した。
2Q決算、主力のFA事業で電気機器が製造業向けなどが減少も、セットメーカー向けが堅調に推移したほか、FA機器が液晶製造装置メーカー向けなどの好調で、売上高は期初予想を10億円下回る640億1500万円(前年同期比0.3%増)となるものの、営業利益は同2億800万円上回る18億7800万円(同6.6%増)、経常利益は同3億2400万円上回る20億2400万円(同12.5%増)と好調に推移、純利益は投資有価証券評価損の計上で同2億500万円下回る7億5500万円(同16.7%減)。
通期業績予想については、5月14日公表の数値を据え置き、売上高は前年比0.9%増の1320億円、営業利益は同1.6%増の35億5600万円、経常利益は同1.0%増の35億円、純利益は同0.2%増の20億1000万円を見込んでいる。
今期予想PER7倍台、PBR0.4倍と割安感があるうえ、実質無借金経営で好財務となっており、見直し余地が広がろう。