
ATMの利用件数増加に伴い手数料が増加したことから増収となった。一方、経常費用は、第2世代のATMへの更新進捗に伴う減価償却費の増加や、ATM設置台数の増加に伴う設置支払手数料の増加により増加したものの、収益に対する費用の比率は66.3%と3.9ポイント低減したことにより大幅増益となった。
収益の中核となるATMの1日の1台当り平均利用数は115.6件(前年同期109.8件)、期間総利用件数4億2000万件(同3億7300万件)、総設置台数1万3510台(同1万2837台)と利用件数、設置台数も順調に伸びている。
一方、セブン銀行の口座数は66万1000口座(同54万8000口座)、個人預金残高1131億円(同905億円)、うち普通預金口座残高775億円(同671億円)、うち定期預金残高356億円(同233億円)とこちらも順調。
キャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フロー587億8000万円、投資キャッシュ・フロー△91億9200万円、財務キャッシュ・フロー△76億8600万円(全て配当金の支払額)。第3四半期末の現金及び現金同等物の残高は3091億7800万円と前期末比で419億100万円の増加。事業は順調に推移しているといえる。
今通期業績予想は、経常収益905億円(前期比8.1%増)、経常利益277億円(同12.3%増)、純利益164億円(同18.5%増)、1株当たり純利益1万3442円62銭という11月公表数値を据え置いている。
配当は、前期同様年間4200円(第2四半期、期末配当)を予定。株価は、2月3日の24万5000円の直近安値から反発局面を迎えている。