提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.12 |特集
太平洋セメントは景気対策のメリットに期待 |
太平洋セメント<5233>は、国内市場シェア3割強と最大手のセメントメーカーである。特に最大市場の首都圏では4割強の高シェアを誇る。国内市場が公共投資減少などで縮小傾向のため、米国、中国、ベトナムなど海外市場に積極展開している。09年3月期は住宅着工減少などで大幅減益見込みだが、景気対策で需要が増加すればメリットは大きい。 〔株価診断〕 業績悪化懸念で一時100円の大台割れまで下落したが、その後はやや反発した。11月末には出来高を伴って130円台まで回復した。PBRが1.0倍を割り込む水準であり、この点での割安感は強い。また景気対策関連という材料性もあり、上値抵抗となっている13週移動平均線を突破すれば戻りを試す展開も期待される。 株価116円(12月2日終値) 単位株数1,000株 |
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