提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.12 |特集
日本電気硝子はプラズマテレビ用ガラスの大手、純益での最高益更新は確実で増配 |
PERはわずか3倍台で見直し余地大きい 日本電気硝子<5214>(東1)の、09年3月期は営業利益1000〜1300億円、純益600〜750億円の見通し。予想に幅はあるが、前3月期の営業利益1008億8200万円、純益506億6800万円に対し営業利益では最高益更新はやや微妙だが、純益では文句なく更新する。予想1株利益は120.6〜150.8円、配当は年10〜11円(前期9円)を予定。ディスプレイ用ガラス、光関連の電子部品用ガラスが共に好調。定期修繕のFPD用ガラス設備を想定を上回る速さで立ち上げたことも寄与し、原燃料高を吸収している。好採算の大型サイズ比率の上昇で来期も高水準の利益が予想される。液晶・プラズマテレビ用ガラスの大手としての強みを発揮。 株価は500円を挟んだモミ合い。PERは予想1株利益に対し3.3〜4.1倍と非常に低い。利回りも2〜2.2%。見直し余地は大いにある。 |
●最高益更新銘柄 「増益維持」はキラリと光る存在(順不同)
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