>>【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
■「mixi」の月間ログインユーザー数は増加

 ミクシィ<2121>(東マ)は底値ゾーンでの展開が続いている。2月4日に発表された今2011年3月期第3四半期累計決算では営業利益が27億円(前年同期25億円)と好調な数字を確保。通期の見通しについても営業利益を従来の27億7000万円から32億円(前期27億5200万円)へ上方修正した。

 ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)「mixi」の昨年12月の月間ログインユーザー数(1ヵ月に1度以上ログインしたユーザー数)は約1454万人と前期末の1386万人から増加している。

 「mixiボイス(つぶやき)」の利用が拡大し、日記と並ぶ主要コミュニケーション機能に成長してきたことなどがユーザー数の増加につながっている。つれて「mixiモバイル」の広告販売が順調に推移したほか、「mixiアプリ」の課金における収益化が進んできたことが利益の増加につながっている。

 ただ、今期増益とはいえ増益率は小幅、株価は従来の高成長路線の延長線上で展開しているため、指標面では割高感は否定できない。株価が動くには来期の大幅増益が不可欠と言えそう。

●【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」(順不同)

銘 柄 記 事
・ミクシィ<2121>(東マ) ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
・グリー<3632>(東1) グリーは増益ペースが高まる、海外展開の成否が株価の行方を決定
・ディー・エヌ・エー<2432>(東1) ディー・エヌ・エーは足元の増益織り込む、海外展開の動向に注目
・カカクコム<2371>(東1) カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
・サイバーエージェント<4751>(東マ) サイバーエージェントは大幅増益を見直す、原動力は会員数の増加
・デジタルガレージ<4819>(JQS) デジタルガレージはツイッターの成長性を取り込む相場展開に
・ドワンゴ<3715>(東1) ドワンゴは「ニコニコ動画」の成長力に期待、今期は増額が有力に
・クックパッド<2193>(東マ) クックパッドは増益率鈍化、会員数の増加数が株価予想の鍵になる
・楽天<4755>(JQS) 楽天は株価の先行に一巡感、業績のフォローを見守る局面へ移行
・ボルテージ<3639>(東マ) ボルテージは「GREE」向けのソーシャルアプリがヒット
・アイフリーク<3845>(JQG) アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
・イー・ガーディアン<6050>(東マ) イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
・インタースペース<2122>(東マ) インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
・クルーズ<2138>(JQS) クルーズはソーシャルゲーム関連人気の波及で急騰特性に弾み
・フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ) フライトシステムコンサルはソーシャル事業を本格始動!

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