>>【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
■GREE向けデコメ提供を開始

アイフリークのHP 携帯向け情報配信のアイフリーク<3845>(JQG)は、2月3日に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、モバイルコンテンツ事業のスマートフォン向けアプリ、ソーシャルゲームなどを中心に業績続伸が続いている。

 3Q業績は、昨年11月に子会社を吸収合併し連結決算から単独決算に変更したため前年同期対比はないが、売り上げ20億8000万円、営業利益2億2700万円、経常利益2億3600万円、純利益1億4900万円となった。営業利益は、前年同期の連結営業利益(6300万円の赤字)からは大きく黒字転換した。

 デコメ変換サービス「スグデコ!」に機能追加を行い、GREE向けデコメ提供を開始し、スマートフォン向けアプリ「ちゃぶ台返し」ではiPhoneに続きAndroid向けにリリース、モバゲーオープンプラットフォームに「Zero−400 SHIFT」を提供、Eコマース事業でも自社企画品強化の効果が顕在化したことなどが寄与した。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は2億3800万円(前期比3.1倍)と見込んでいる。

 株価は、今年1月14日の株式分割で窓を開けて昨年来高値にあと4000円と迫る16万2000円まで35%の急伸を演じて権利を落とした。再騰期待を強めよう。

●【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」(順不同)

銘 柄 記 事
・ミクシィ<2121>(東マ) ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
・グリー<3632>(東1) グリーは増益ペースが高まる、海外展開の成否が株価の行方を決定
・ディー・エヌ・エー<2432>(東1) ディー・エヌ・エーは足元の増益織り込む、海外展開の動向に注目
・カカクコム<2371>(東1) カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
・サイバーエージェント<4751>(東マ) サイバーエージェントは大幅増益を見直す、原動力は会員数の増加
・デジタルガレージ<4819>(JQS) デジタルガレージはツイッターの成長性を取り込む相場展開に
・ドワンゴ<3715>(東1) ドワンゴは「ニコニコ動画」の成長力に期待、今期は増額が有力に
・クックパッド<2193>(東マ) クックパッドは増益率鈍化、会員数の増加数が株価予想の鍵になる
・楽天<4755>(JQS) 楽天は株価の先行に一巡感、業績のフォローを見守る局面へ移行
・ボルテージ<3639>(東マ) ボルテージは「GREE」向けのソーシャルアプリがヒット
・アイフリーク<3845>(JQG) アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
・イー・ガーディアン<6050>(東マ) イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
・インタースペース<2122>(東マ) インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
・クルーズ<2138>(JQS) クルーズはソーシャルゲーム関連人気の波及で急騰特性に弾み
・フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ) フライトシステムコンサルはソーシャル事業を本格始動!

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