>>【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
■決算が高成長路線評価を満たすものか注目

カカクコムのHP カカクコム<2371>(東1)は1月12日の上場来高値52万円からの目先調整場面を迎えている。2月2日に発表された今2011年3月期第3四半期の累計決算は営業利益56億1600万円と前期比50%増を達成した。

 運営サイト『価格.com』の利用者の増加により、『価格.com』の掲載ショップからの手数料収入や、広告収入が増加し、『食べログ』において、有料サービス利用レストラン数が伸びたことが好業績の背景。

 ネットビジネスにおけるBtoC、EC(消費者向け電子商取引)の市場は、2010年度の約7兆3123億円から2015年度には11兆8066億円へ拡大するものと想定されており、成長への期待人気は強い。

 会社側は通期の営業利益について当初の75億円(前期54億円)の見通しを据え置いたが、アナリスト筋は79億円への上振れ着地を想定する声が強い。ただ株価は既にそうした飛躍を想定した上での価格形成になっている。来2012年3月期の業績が今の高成長路線評価を満たすものになるかが注目点。

●【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」(順不同)

銘 柄 記 事
・ミクシィ<2121>(東マ) ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
・グリー<3632>(東1) グリーは増益ペースが高まる、海外展開の成否が株価の行方を決定
・ディー・エヌ・エー<2432>(東1) ディー・エヌ・エーは足元の増益織り込む、海外展開の動向に注目
・カカクコム<2371>(東1) カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
・サイバーエージェント<4751>(東マ) サイバーエージェントは大幅増益を見直す、原動力は会員数の増加
・デジタルガレージ<4819>(JQS) デジタルガレージはツイッターの成長性を取り込む相場展開に
・ドワンゴ<3715>(東1) ドワンゴは「ニコニコ動画」の成長力に期待、今期は増額が有力に
・クックパッド<2193>(東マ) クックパッドは増益率鈍化、会員数の増加数が株価予想の鍵になる
・楽天<4755>(JQS) 楽天は株価の先行に一巡感、業績のフォローを見守る局面へ移行
・ボルテージ<3639>(東マ) ボルテージは「GREE」向けのソーシャルアプリがヒット
・アイフリーク<3845>(JQG) アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
・イー・ガーディアン<6050>(東マ) イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
・インタースペース<2122>(東マ) インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
・クルーズ<2138>(JQS) クルーズはソーシャルゲーム関連人気の波及で急騰特性に弾み
・フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ) フライトシステムコンサルはソーシャル事業を本格始動!

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