Q.「経済指標の見方は?」 |
GDPは国内の経済活動の規模を表し、個人消費や設備投資の伸び率が重要な判断材料となります。景気動向指数は景気を総合的に判断する指標で、指数が50%を超えれば景気は上向き、50%を割れば下向きと判断します。日銀短観は企業の景況感を示す業況判断指数が注目されます。機械受注は設備投資の重要な先行指標で、変動幅の大きい船舶・電力を除いた民需の伸び率が注目されます。
景気判断は、生活実感からはなかなか感じ取ることができません。通常は、山を越えて景気が後退しているのに好況が続いているように感じ、谷を過ぎたのに不況が続いているように感じるものです。生活実感に頼るのではなく経済指標を有効に活用しましょう。