Q.「どんなことが売り材料になるの?」 |
株は将来の業績に対する期待感で買われます。その企業の業績がよくなると期待されれば株価は上昇しやすくなり、逆にその企業の業績が悪くなると懸念されれば株価は下落しやすくなります。たとえば主力製品の欠陥や期待されていた新製品の販売不振などは、業績に悪影響を与えると連想させます。
つまり将来の業績に対する失望感や不透明感が売り材料となるのです。もちろん、一つの情報や出来事から連想することは投資家によって異なりますが、業績に悪影響を与えると連想される情報や出来事は、すべて売り材料になるのです。株価が期待先行で割高な水準に買われているときほど失望感が大きくなり、株価が急落することもあります。